潜在意識を書き換えて視線恐怖症を克服 - 自己催眠と視線恐怖

視線恐怖症とは?

視線恐怖症とは、対人恐怖症のひとつです。視線恐怖症にも種類があり、主に「自己視線恐怖症」「正視恐怖症」「他者視線恐怖症」「脇見恐怖症」の4つに分けられます。

 

「自己視線恐怖症」は自分の視線が不自然で、他人に不快感を与えていると感じてしまいます。

 

「正視恐怖症」は、人の目を見て話すことに恐怖を感じます。正視恐怖症の人は、自己視線恐怖症を併発している場合が多いです。

 

「他者視線恐怖症」は他人の視線に恐怖を感じる状態です。「脇見恐怖症」は意思に反して人を見てしまう、という症状です。視線恐怖症は、れっきとした疾患にもかかわらず、認知度が低くて周囲からの理解が得られないので、患っている人は非常に苦しい思いをしています。

 

視線恐怖症の原因

視線恐怖症も含まれる、神経症を患う人の多くは、多感な思春期に発症しています。

 

ある視線恐怖症を患った人は、誰もが思春期に味わう理想と現実のギャップが、到底自分の乗り越えられるものではないと人生を断念するような思いになり、ひどい挫折感が大きな劣等感を生み出して、視線恐怖症の発症へとつながったと言います。

 

彼は、そんな自分と向き合い、発症の原因を掘り下げ、時間はかかりましたが、病を克服することができました。内臓の病気も原因を突き止めることから治療を始めるように、神経症もまた原因が何かを探ることが克服への第一歩です。

 

ただ、神経症の原因は、内臓の病気のように、必ずしも症例にはあてはまるとは限らず、10人の患者さんには10通りの原因があります。その多くは患者さん本人の努力なくしては見つけることができません。この原因を探るために、自分と向き合う方法のひとつが自己催眠法です。

自己催眠法で視線恐怖症を克服

視線恐怖症の人は、自分の視線や他人の視線で大きなストレスを感じます。

 

それに加え、「他人を不快にさせている」「他人から変だと思われている」といった想像でも、大きなストレスを溜めてしまいます。

 

自己催眠には優れたリラックスや癒しの効果があり、さらに次のステップでは自己を見つめなおし、潜在意識の書き換えによって願望を実現するので、視線恐怖症の克服に有効だと考えられています。

 

ここでは、医療現場でも用いられている自己催眠の方法、自律訓練法を簡単に紹介します。

 

1.手や足が重たい、2.手や足が温かい、3.呼吸がとても楽だ、4.心臓が静かに打っている、5.お腹のあたりがとても温かい、6.額がとても涼しい、という6つの項目を、1項目ずつ唱えて、現実にそのように感じるようになるまで続けます。

 

1日に10〜30分を目安にして、1項目クリアしたら次へという風に6項目全てをマスターしていきます。全ての項目をマスターしたときには、体が楽になり、宙に浮いているような感覚が得られます。自律訓練法をマスターしたら、具体的な暗示文で願望をかなえる自己催眠法へと進んでいけば、更なる効果が得られるでしょう。

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