環境や動作に関係なく、大量の汗をかいてしまう多汗症は、患っている人にとっては想像以上に辛いものです。多汗症の中でも、ストレスが原因で引き起こされるものは、薬や外科的な処置に頼らなくても、自己催眠という方法で改善することが可能です。
自己催眠ガイド > 自己催眠と多汗症 - ストレスによる自律神経の異常を改善
多汗症とは、文字通り、通常よりも多くの汗をかいてしまう症状のことです。
しかし、スポーツをしたり、熱いものを食べたり、夏に屋外に出れば、誰もがたくさんの汗をかきます。
同じ気温の室内でも、汗ばむ人もいれば、全く汗をかかない人もいたりと、大きな個人差もあり、
一概に通常の量を決められるものではありません。そこで多汗症を考えるときには、そういった環境や動作に関係なく、たくさんの汗をかいてしまうことを前提とします。
汗は自律神経のひとつである交感神経の働きが活発になることによって出るものですが、
ふいにたくさんの汗をかいてしまう多汗症は、どのような原因で起こるのでしょうか?
原因のひとつは、代謝機能や自律神経の病気です。
この場合は全身に発汗があります。
多量の発汗以外にも、体調不良や違和感がある場合は、病気の可能性があるので、医師の診察を受けましょう。
もうひとつの原因は、ストレスによるものです。
過剰なストレスは自律神経のバランスを崩してしまいます。
ストレスによる多汗症の場合は、手のひらや足の裏など、部分的に発汗があることが多いようです。
ストレスによる多汗症の治療として有効なのが、自己催眠による治療です。
ストレスによる多汗症の場合、生活環境の何らかのことが原因のストレスでの発汗の他に、
「汗が出てしまった」
「汗が出てしまう」
「周囲の人に多汗症だと気づかれる」
「汗臭いのではないだろうか」
など、不安や心配に思うことが原因のストレスが、更なる発汗を引き起こします。
そして、溜まり続けるストレスは症状をどんどん悪化させてしまいます。
自己催眠には優れたリラックス効果と、ポジティブに物事を捉えられるようになる効果があります。
リラックス効果による、ストレスを発散は、自律神経のバランスを整えます。
ポジティブに物事を捉えられるようになれば、不安や心配による発汗もなくなります。
実際に自己催眠で多汗症を治すには、どうすれば良いのでしょうか?
自己催眠はテレビなどでショー的に扱われている催眠術のように、
スイッチが切り替わるように催眠状態に陥るようなことはありません。
自己催眠での催眠状態とは、車を運転しているときに
「ぼ〜っとしていて、気がついたら何キロも先まで来ていた」
という時のような、「ぼ〜っ」とした状態です。
ここでは訓練次第で多くの人が催眠状態を得ることができる、呼吸を利用した自己催眠の方法を紹介します。
横になるなど楽な体勢になり、準備として数回深呼吸をします。
そして、息を吐くと同時に体の中のいらないもの、ストレスや不安や心配が、体の外に出て行くと感じます。
いらないものが全て外に出たと感じたら、次に息を吸い込むときに、温かなエネルギーが体の中に入って来ることを感じます。
温かなエネルギーで自分の心の損なわれた部分が癒される感じがしたら、願い事を思い浮かべます。
願い事は肯定的な言葉を使ったほうが良いので、
「私はどんなときでもリラックスしている」というような内容にしましょう。
最後に催眠を解くために、ゆっくり3まで数えます。
これをできるだけ毎日、3ヶ月間は続けます。
あがり症で苦しんで30年。
あがり症の期間が長いので、正直、諦めかけていました。
しかし、仕事の責任が増す程、人前を避けることができなくなっていました。
そんな折、葛城先生の自己催眠に出会いました。
藁をも掴む思いで、実践し、1ヶ月足らずで、はっきりとあがり症から開放されました。
今では、多くの役員の前でプレゼンテーションも問題なくこなしています。
葛城先生には本当に感謝しています。ありがとうございました。(45歳男性)