本当の催眠状態とは、自分が自分でなくなった感じや、夢を見ているような感じを伴うものではありません。その繊細な変化は初心者には非常にわかりづらいものです。正しい自己催眠とはどのようなものなのか、どのような方法で行うものなのかを紹介します。
自己催眠ガイド > 自己催眠の方法 - 自分で自らを催眠状態に誘導する
催眠術というと、一時テレビ番組でもてはやされたショーが、
頭に浮かぶ人が多いでしょう。
それは、術者に何らかの暗示をかけられた人が、ある音楽やキーワードを聞いた瞬間に、自分の意思とは関係なく、踊ってしまったり、寝てしまったりするというものです。
そして、術者がパンッと手を叩くと、スイッチがOFFになったように、
「自分は何をしていたのだろう?」と我に返るのです。
しかし、これは本来の「催眠」からは遠くかけ離れたものです。
本当の催眠状態とは、自分が自分でなくなったような感覚や、夢を見ているような感覚はなく、
スイッチのように何かが切り替わるような感じもありません。
人によって催眠状態の感じかたは違ってきますが、
静かで、リラックスした、内側から何か温かいものがひたひたと湧き上がるような感じを受ける人もいます。
催眠には2つの種類があります。
それが「自己催眠」と「他者催眠」です。
自己催眠とは、名前のとおり自分で自らを催眠状態に導く方法です。
他者催眠は、専門家の手を借りて、自己催眠を行う方法です。
自己催眠でも他者催眠でも、その結果の催眠状態は同質のものと言われています。
ならば、費用も手間もかからない自己催眠をマスターしたいと思うのが当然ですが、
前述のように、本当の催眠状態とは、スイッチのON・OFFのようにわかりやすいものではなく、
自分が催眠状態になっているかどうかの判断は難しいものです。
そこで、はじめて催眠を実践する人は、一度、他者催眠による催眠療法を受け、
正しい催眠状態を経験してみることをお勧めします。
本やCDを使って、独学で自己催眠をはじめると、本来の成果を得られない可能性が高いのです。
それでは実際に自己催眠はどのように行うのでしょうか?
自己催眠の方法には、たくさんの種類があります。
最も広く知られているのは、本やCDを使ったものでしょう。
自己催眠についての書籍には、方法だけでなく、その概念が紹介されています。
より効果的な自己催眠を行うために、概念を知り、正しく認識することは大切です。
次に自己催眠のCDですが、どういった内容になっているのでしょうか?
多くは、セラピストの声で自己催眠の方法を吹き込んだものです。
CDに吹き込まれた指示どおりに、イメージを思い浮かべたり、呼吸法を行うことによって、
自己催眠を行います。
また、
「ヨガの呼吸法を行いながら、自分の治したいことや、プラスのイメージを思い浮かべる」、
「目を閉じ、心を落ち着かせ、自分の体が光に包まれていく様子をイメージする」
など、自分なりの自己催眠法を実践し、ブログなどで紹介している人もいます。
ただし、催眠状態とは、はっきりと認識できるものではなく、
はじめから独学ではうまくいかないかもしれないということは念頭においておきましょう。