自己催眠にはどんな効果が?

自己催眠についての本などが多く出版され、雑誌やテレビ番組で取り上げられたりと話題を呼んでいますが、具体的に自己催眠にはどのような効果があるのでしょうか?
ひとつはアルコール依存症、喫煙、摂食障害、ダイエットなど、生活習慣についての問題解決です。
また、不眠、うつ、不安、パニック、自傷行為、対人緊張・あがり症など、心の問題の解決にも有効です。
自己催眠には優れたリラックス効果もあるので、喪失や死別によって起こる様々な症状、家庭内暴力、仕事での問題、子育てに関する問題など、ストレスが大きく関係する問題も解決できます。
さらにスポーツや勉強、仕事など、様々なジャンルの目標達成や、
性生活の改善にも効果があるとされています。
自己催眠でより高い効果を得る方法
自己催眠でより高い効果を得るためには、いくつかのコツがあります。まず、願望を具体的にすることです。
「幸せになりたい」といった抽象的なことではなく、自分がどうなったら幸せになるのかを掘り下げて考えてみましょう。
そして、それが実現されたときの喜びを想像します。
大きな願いならば段階的に、複数の願望がある場合は一つひとつクリアしていきます。
次に、具体的な願望や達成されたときの気持ちを書き出して、自己催眠に使用する暗示文を作りましょう。暗示文は肯定的に、迷いや疑いを挟まないようにしましょう。
また、自己催眠は潜在意識を書き直す作業です。潜在意識は現在にのみ存在するものであって、未来を想像することはできません。なので、潜在意識に語りかける暗示文は現在形で書いていきましょう。
暗示文は21日間は書き換えないようにします。21日が過ぎたとき、自分と暗示文を見比べて、暗示文の書き換えを行います。これを最低でも3ヶ月続けることが大切です。誰かと一緒に始めることや、日記をつけることも、願いをかなえる近道になります。
自己催眠の効果がある人、ない人
自己催眠の効果には大きな個人差があります。一般に集中力がある人はかかりやすいと言われ、自己催眠は継続することが重要なため、コツコツと物事を続けることが出来る人にも向いています。
その他にも、プラス思考が保てるかどうかは重要な要素になってきます。どうしてもマイナスの方向に考えたり、自己否定してしまう人は自己催眠には向いていません。
セラピストによる他者催眠からスタートすることをお勧めします。また、暗示文が信じられずに疑念を持ってしまうこともタブーです。潜在意識を書き換えるには、強く信じる力が必要です。
そして、自己催眠を行うだけで問題が解決する、と考えるのは間違いです。自己催眠には問題と向き合い、原因を知り、解決したいという、強い意思が必要で、これはかなり精神的苦痛を伴う作業です。
そういう意味では、自己催眠は催眠状態になる・ならないに係わらず、問題解決のために自己を成長させる、大変有意義な作業だと言えるのかもしれません。
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