催眠状態で潜在意識に呼びかける - 自己催眠と暗示

自己催眠と暗示

自分で自らを催眠状態にし、暗示によって潜在意識に呼びかけるのが、自己催眠です。自己催眠は、自身の習慣や性格で不満のあるところを改善するために用いられる方法です。

 

不眠・対人緊張・あがり症・赤面・多汗・マイナス思考などの改善、ダイエット、禁煙、目標達成、などに効果があると言われています。

 

問題の種類や、その人の体質によっては、催眠状態に入ることなく、暗示のみで願いが叶うこともあります。

 

厳密に言えば、このような場合は自己催眠ではなく、「自己暗示」を用いたということになるでしょう。
ただ、自己暗示には催眠状態を伴うものもあり、自己暗示と自己催眠の境界線は、非常にあいまいなものに思えます。

 

次に、最もポピュラーな自己催眠法のひとつ「自律訓練法」と、「クーエ流自己暗示」という自己暗示法を紹介したいと思います。

 

自律訓練法

自律訓練法とは、暗示文を用いることなく催眠状態に入ることができる「現代催眠法」のひとつです。

 

暗示文を用いた古典的催眠法で催眠状態になることができる人は、全体の25%と非常に少ないのですが、
現代催眠法では訓練次第で多くの人が催眠状態を得ることができます。

 

自律訓練法は、6つの項目をひとつずつマスターしていくことで進めていきます。

 

1.手や足が重たい、
2.手や足が温かい、
3.呼吸がとても楽だ、
4.心臓が静かに打っている、
5.お腹のあたりがとても温かい、
6.額がとても涼しい、

 

をひとつずつ唱え、実際にそのように感じるようになればクリアです。
ひとつクリアできたら、次の項目へと進みます。

 

 

この作業を1日10〜30分目安で続け、6項目すべてをマスターすると、体がとても楽になり、宙に浮いているような感覚になります。また、顕在意識と潜在意識の境目が感じられなくなります。

 

ひとつの項目をクリアするには、1〜2週間程度かかると言われているので、
時間はかかりますが焦らずコツコツと続けていきましょう。

 

自律訓練法を行うことによって、ストレスの開放と、日常でのストレスコントロールが可能になります。

クーエ流自己暗示

フランスの催眠療法の第一人者、エミール・クーエが確立した自己暗示法が「クーエ流自己暗示」です。

 

この方法を大まかに説明すると、
1.催眠誘導実験で自己暗示の準備を行い、
2.一般暗示で潜在意識の力を引き出し、
3.特殊暗示で自分の抱えている問題を解決する作業を行う、ということになります。

 

催眠誘導実験とは「組み合わせた手が離れなくなる」という暗示を成功させることです。
必ず成功させてから、次の段階に進みます。

 

次に行う一般暗示は、
「毎日のあらゆる面で、私はますます良くなっていく」というクーエの一般公式を唱えることです。

 

鼻歌のように、無意識のうちに口ずさむことができるようになるまで唱えます。
そのときに精神が、どこかをさまよっていても、呼び戻すことをしてはいけません。

 

これを続けるだけでも、劇的な変化が起こることもあります。
そのことを決して疑ってはいけません。

 

そして、特殊暗示に入るわけですが、クーエは一般暗示が最も重要な作業であって、特殊暗示は補助的なものとしています。この作業は逆効果を生むこともあるので、催眠法の専門家の指導を受けることをお勧めします。

スポンサードリンク

自己催眠療法によるあがり症克服プログラム
「 場数を踏めば、あがり症は克服できる 」 は何故ウソなのか!?

【荒木式】うつ病克服プログラム
だれも話さなかった 「 うつ病のホントの原因 」 とは?